2015年5月6日水曜日

第2回目デザイン研究($ v $)

こんにちは、田村愛彩です。第2回目のテーマは、皆さんがもらってうれしいものの一つ、お金。その中でも今回は「一万円札」のデザインの秘密を探ろうと思います。


まず、一万円札には、福沢諭吉さんと、裏側に描かれている不思議な鳥、鳳凰(ほうおう)の他にも、様々な幾何学的な模様や文字が描かれています。実は、表側だけでもた
くさんの秘密があります。例えば、諭吉さんの左側にある白い円を透かしてみると、も
う一人の諭吉さんが現れます。と、ここまでは知っている人もいるでしょう。実はこの
方法と同じように透かしてみると、諭吉さんの右側に三本のタテ線が見えます。これは
「すき入れバーパターン」と呼ばれるもので、一万円札の場合は三本入っていますが、
五千円札では二本、千円札では一本、とお札によって数が違っています。これは気づか
なかった人もいるでしょう。


次に、表側の左下に七色に輝いている所は「ホログラム」といわれ、見る角度によって
桜や日本銀行のマーク、10000の文字が現れます。ちなみに、ホログラムの技術はトレ
ーディングカードゲームのレアカードや、画家「ヒロ・ヤマガタ」さんのアート作品に
も使われています。(気になった人はチェックしてみよう!)


さらに、表側にはとても小さな文字でニ、ホ、ンの文字が隠れています。また、裏側の
下の方には一本の線がありますが、よく目を凝らしてみると、線が「NIPPON GINKOU」
となっているのが分かります。(どちらも、肉眼で見えるか見えないかの大きさなので
、見えない人は虫眼鏡を使ってみよう)


他にも、紫外線を当てることで光るインキが使われている文字や、デジタルマイクロス
コープで見ることができる焼印のような「福」の文字など、まだまだ紹介しきれないほ
どの秘密が存在します。なぜ、これほどまでに仕掛けが盛りこまれているかというと、
これらは偽造防止のためなのだそうです。とても細かい所までこだわっていて、日本の
技術はすごいな、と思いました。


一万円札のデザインはとても凝ったつくりになっていて、知れば知るほどいろんな発見
ができてとても面白かったです。





0 件のコメント:

コメントを投稿