2015年6月2日火曜日

トロンプ・ルイユ2  〜摩訶不思議な絵たち〜

こんにちは田村愛彩です。今日から6月ですね。気持ちを新たに再スタートしたいと思っています。今回は前回お話した「騙し絵」の続きで、私が気に入った作品や気になった作品を紹介していきたいと思います。なお、残念ながら、画像はお出しする事が出来ませんでしたので、説明だけです。

まず、1つ目は前回紹介したマウリッツ・エッシャーさんの作品、『階段の家』。煽りなのか俯瞰なのか視点が定まらない構図に、階段がついている位置がおかしかったりする不思議な絵なのですが、この絵にはもっと不思議な、トカゲのようなイモムシのような謎の生き物が、階段を上り下りしていたり、タイヤ状になって転がっています。ちなみに、この生き物はエッシャーさんの創作の架空の生物で、「でんぐりでんぐり」(笑)と呼ばれており、フィギュアにもなっています。私も欲しいな〜と思いました。

2つ目は同じくエッシャーさんの『相対性』。この絵は『階段の家』と少し似ていますが、ある人物はまっすぐ立っているのに、またある人物は横向きや逆さに立っている、絵の中の人物がそこだけ重力が違うかのように立っている不思議な絵です。いつもこの絵を見て思うのですが、この人たちは同じ空間で共生していて不便とか感じたりするのでしょうか(笑)。(自分と立っている位置が違うと何かかみ合わないのでは・・・?)

騙し絵にはエッシャーさんの作品だけでなく、他の画家の作品からも新しい表現の仕方や世界観を学べることができます。この間アクセスで紹介してもらった森本千絵さんや野田凪さんのように自分の世界観を持つという事はとても大事ですね。もし、このブログを読んで騙し絵の世界に興味を持ってくれたら幸いです。


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