2015年6月12日金曜日

スーパーマリオブラザーズW1-1のデザイン

こんにちは、田村愛彩です。最近風邪をひいてしまって辛いです。来週までに治って欲しいです。さて、気持ちを切り替えて今日はあの大大大人気アクションゲーム、『スーパーマリオブラザーズ』の最初のステージ、W1-1の卓越したデザインの秘密を紹介したいと思います。

まず、ゲームをスタートすると何もない空間から始まり、プレイヤーはここで「マリオ」を操作してジャンプや歩くといった動作を試してみる事が出来ます。ある程度操作に慣れてくると、今度は右へと移動。すると、キノコのような敵キャラ「クリボー」が現れます。このクリボーにぶつかると、すぐ近くの場所からの再スタートとなってしまいます。
クリボーをジャンプで避けたり、踏みつけて倒さないと先へ進めません。

すると今度はクエスチョンマークのついたブロックが浮かんでいる真下に来ます。このブロックを下からジャンプでぶつかると、ブロックからキノコが飛び出してきます。出てきたキノコは右へと滑るように移動し、先にある緑色の土管に当たって跳ね返ってきます。ここで、プレイヤーがキノコを敵キャラだと思ってジャンプでかわそうとしてもブロックに頭がぶつかり、あまり高く跳べず、キノコに激突してしまいます。するとダメージを受けるどころか、マリオが大きくなってパワーアップします。これでこのキノコが味方のアイテムだという事が分かるようにしているのですね。

こうして、一番最初のステージながらも、ジャンプや移動を駆使して土管や穴を飛び越えたり、アイテムの力も借りて敵を倒してゴールを目指すというルールが初心者もすぐ理解出来る仕組みになっている事が分かります。
また、このステージには地下室へと繋がる土管や隠しアイテムなど、初見では気づかなかった仕掛けがあり、楽しみが尽きないのもこのゲームの魅力です。

改めてマリオのステージをデザイナー視点で見てみると、奥深いこだわりが発見出来ました。本当にすごいですね、任天堂さん!

0 件のコメント:

コメントを投稿