2015年5月31日日曜日

トロンプ・ルイユ  〜摩訶不思議な絵たち〜

こんにちは、田村愛彩です。もうすぐ5月も終わりですね。蒸し暑くてダルい日が続いていますが、みなさんも体調管理には十分気をつけてくださいね。 

今回のテーマは、私が最近ハマっている「騙し絵」についてです。まず、騙し絵には、ひとくちに騙し絵と言ってもさまざまな種類があり、下のような種類に分けられます。

1. 現実ではありえない構造の建物などを描いた作品

2.たくさんの物が集合して、遠くから見ると別の物に見える作品

3.1つの絵なのに、見る角度を変えたりすると別の絵に見える作品

また、3Dアートも騙し絵の1つとされています。

騙し絵で有名なのは「マウリッツ・エッシャー」さん(『階段の家』や『物見の塔』を描いた人)。私はこの人の『滝』が好きで、見たことのある方もいると思いますが、水路の間を水が流れており、その水のが滝のように上から下に落ちて、落ちた水がまた水路を登って滝となって落ちる、まさに永久機関のような何とも不思議な絵です。水が下から上へと登るなんてありえないのに、ごく自然に登っているように見せかけているのが素晴らしいですね。もしもこの先、こんな「ありえないプール」みたいなものが作られるとおもしろいですよね!

その他にも私が好きな作品はまだまだありますが、それはまた次の機会に紹介できればと思います。それでは。





2015年5月29日金曜日

サイコロ

こんにちは、田村愛彩です。今回は「サイコロ」のさまざまなデザインについてお話したいと思います。サイコロと言えば、双六やギャンブルで使うものというイメージが強いですが、トレーディングカードゲームやビンゴ、バラエティ番組など今やサイコロはさまざまな場面で使われることが多くなりました。

さて、もう一つサイコロと言えば、1〜6の数字や点が描かれた6面の四角いものが主流ですが、世の中にはそういったものとは違ったとてもユニークなものや、みなさんの常識を超える形のサイコロがありました。それでは紹介していきます。

ピラミッド型△や正八面体型◇のサイコロは、テーブルトークRPGで使われることが多く、やった事のある人はもしかしたら見た事があるかもしれません。また、透明なサイコロの中にサイコロが入っているものはダブルダイスと言い、サイコロを2つ振ったりするときに使うみたいです。

目の数が多いものでは、15面サイコロはコマのようで、50面サイコロはゴルフボールのようになっているものがあります。さらに、なんと100面(!)にいたってはほとんど球状です。また、極端に少ないもので、1面サイコロ(!?)というもはやサイコロというよりねじれた輪っかのような形の変わり種が存在するようです。驚き。

サイコロのデザインはこんなにもたくさんバリエーションが豊富で驚きました。私もこういったアイデアあふれる面白いものを作れるようになりたいです。




2015年5月27日水曜日

踏切

こんにちは、田村愛彩です。今回は「踏切」の色のデザインについてお話ししたいと思います。踏切と言えば、みなさんは、黄色に黒のシマシマの大きな×印と遮断機に、交互に点滅する赤いランプが付いたものを連想するでしょう。でも、よ〜く考えると踏切の色は「黄色」と「黒」と「赤」で構成されています。なぜこの三色なのでしょう。

まず、黄色は暗いところでも目立つという特徴から警戒色の一つとされ、「危険・注意」を連想させる色なのだそうです。例えば信号機でも、青(進め)から赤(停まれ)に変わるときに「もうすぐ停まれの指示が出ますよ」という注意の意味合いで、黄色が使われているのだそうです。

また、赤い色も本能的に危険を感じる警戒色であり、黄色よりもこちらの方が警告として強い意味を持つとされています。例えば、サッカーではイエローカードは注意を、レッドカードは退場を表すときに使われており、天気予報では注意報(災害が発生するおそれがある)では黄色が、さらに重大な災害が発生するおそれがある警報では赤が使われています。

それでは、てっぺんの×印と遮断機を赤と黄色にすればいいではないか、と思ってしまいますが、実は黄色と黒の組み合わせはとても目立つコントラストとされています。黄色は明るく、こちらに飛び出したように見える色で「進出色」と呼ばれています。一方、黒は暗く、後ろにあるように見える色で「後退色」と呼ばれています。このように黄色と黒の組み合わせは強調したい色をより強く認識させることができます。だから目立った色同士ではダメなのですね。 

今回は踏切の色から、警戒色や進出色と後退色の関係を学びました。色と色同士の関係には深い関係があったのですね。

2015年5月24日日曜日

3匹の不思議なお猿さん  〜三猿〜

こんにちは、田村愛彩です。今回からは先生からご指導があり、第●回デザイン研究というタイトルはやめました。どうかご了承ください。m(_ _)m

さて、今回は日光東照宮などで見られる「三猿」について話したいと思います。まず、三猿とはみなさんも見たことがあるので知っていると思いますが、3匹のお猿さんがそれぞ
れ「目」、「耳」、「口」を隠している彫刻などで見られるデザインです。

ところで、なぜあのお猿さん達はあのような不思議なポーズをとっているのでしょうか。それには、ある教えが込められているからなのです。もともとは天台宗の教えから来たもので、子供への教訓として子供の頃には人の悪いところを見たり聞いたり言ったりしないで真っ直ぐで素直な子になるよう育ちなさいという意味が込められています。また、なぜ猿なのかというと、意味の打ち消しの「〜ざる」と猿をかけたからなのだそうです。

ちなみに、三猿がある日光東照宮には、他にもたくさんの猿の彫像があり、どれも一見すると分かりにくいですが、人の生まれてから結婚して子供を産むまでの人生を表しているそうです(三猿は先ほど言った意味合いから、幼少期を表しているとされています)。

みなさんが普通に知っているものでも、それに込められている深い意味を知るとまた違った見方ができるし、デザインの中に込められている教訓や意味を知るというのはとてもとても大事なことなんですね。お勉強になりました。(^o^) 

2015年5月21日木曜日

第8回デザイン研究

こんにちは、田村愛彩です。今回は御茶ノ水駅の近くにあるtools(ツールズ)というお店へ寄ったときに偶然見つけた「おもしろブロックけしごむ」です。 


最初に見たとき、「ただの消しゴムだろう」と思っていたのですが、いざ買ってみると、予想以上におもしろいものでした。


なぜなら、ただブロックのように見せかけた代物ではなく、レOブロックのようにちゃんと分解・組み立てが出来るのです!買ったときにすでに組み立ててあった象やキリンなどの作品を自分で組み替えて別の作品を作ってみたり、それを分解してみたりと、つい夢中になり、気がつけば1時間ほど熱中していました(昔からブロックを組み立てて作るのが好きなので)。


というわけで作ってみた作品がこちら。




左は「ネコ」で右は「カラス」です。(少し分かりにくいと思いますが・・・)ちなみに、これはほんの一部です。
消しゴムだけど使うのがもったいないと思いました。


消しゴムの中には食べ物や動物の形をしたものがありましたが、ブロックの形をした消しゴムはとても珍しくおもしろいと思いました。


とても素晴らしいアイデアの商品だと思います。



2015年5月20日水曜日

第7回デザイン研究 (9 . 9)

こんにちは、田村愛彩です。今回は私の好きなゲームキャラ、「カービィ」について話したいと思います。(笑) 







まず、カービィとは知っている人も多いと思いますが、ピンク色で真ん丸の体に短くて丸い手足がついたかわいらしいキャラクターで、任天堂生まれのアクションゲームの主人公です。(また、アニメ化されています)


カービィのどこが好きかというと、かわいらしい見た目はもちろん、ゲームの中で見せてくれる多彩でコミカルなアクション(飛ぶ、吸うなど)が好きです。とくに太ったときの顔がかわいいです。(笑笑)


ちなみに、初代ゲームボーイで発売されたときのカービィはモノクロで乏しい感じでしたが、近頃になるにつれて体の質感や色の鮮やかさ、目の大きさや形がよりグレードアップしてきていますね。


丸を基調とした簡単でシンプルなデザインなのに、今や任天堂の一角を担うほどとても人気のある国民的キャラクターになっている、ってとてもすごいですね。






2015年5月15日金曜日

第6回デザイン研究 

こんにちは、田村愛彩です。今回は「オジギソウ」についてです。


別名「ネムリグサ」、「ミモザ」とも呼ばれるこの植物は葉に触れるとお辞儀をするように葉が閉じていきます。なぜこのような性質が備わっているのかはよく分かっていませんが、多くの科学者は捕食者に食べられないようにするための防衛反応だと考えています。また、夜になると葉は垂れ下がり、お辞儀をするというより、眠りにつくかのようです。


ウィキペディアで葉を閉じていく動画を見ましたが、触られた所からパタパタと閉じていく様子はとても植物とは思えない動きでとても興味をそそられました。(笑)


何だかこういう動きをするメモ帳みたいなものがあったらおもしろいなーと思いました。