2015年9月27日日曜日

新色? コアラのマーチ

今回は今日買ってきた「黒いコアラのマーチ」についてです。




外箱がなんだか黒くなってちょっと大人っぽい感じかと思いきや、ポップな音符が描かれていて不思議な感じ。よく見るとコアラが線画で描かれていて、味のあるイラストとなっています。黒い外箱に白いコアラ・・・。まるで今回のコアラのマーチの味を表しているようなパッケージですね。




写真では分かりづらいと思いますが、菓子自体もほんのり黒くなって、ココア味になっています。


中には黒いチョコではなくミルク味の白いチョコが入っています。色の対比がグッド。

ちなみに、2014年にも「コアラのマーチ ブラック&ホワイトポップジョイ」というのが発売されていました。外はココアビスケットで中はバニラチョコという今回のコアラのマーチによく似た特徴を持つ商品だったといいます。



2015年9月22日火曜日

懐かしの・・・

今回はゲームキューブのデザインについてです。




ゲームキューブは2001年に発売された任天堂のゲーム機です。今思うと、一番思い出深いゲーム機だったように感じます・・・・・。「小学生の頃いつもやっててママに怒られたな〜」とか「よく友達と対戦したな〜」とか・・・。

ゲームキューブの特徴といえば、やはりこの四角い形。かわいくてコンパクトなだけじゃなく、今までの据え置き型ゲーム機は平べったいものが多かったので、こういった立体的なデザインは当時革新的でした。さらに、グッドデザイン賞を受賞していたことも驚き。
また、可愛めのオレンジや近未来的なシルバーなど、WiiやDSに負けないくらいカラーバリエーションが豊富。

一方、コントローラーもスマブラなどをプレイする際、一番使いやすいという意見も。


そんな訳で、いろいろとスゴかった昔懐かしのゲームキューブでした。




非常口

火災や地震などの災害が発生した時に安全に避難させるための経路を示すもの。今回はそんな非常口の「色」と「デザイン」についてお話ししたいと思います。







1.色について・・・ なぜ非常口は緑色なのでしょう?赤とかもっと目立つ色にすればいいのに?と、思った人もいるでしょう。実は、「赤い炎の中でも見えやすいから」だそうです。色相環において緑色は赤の反対側(補色)という関係にあります。補色同士の組み合わせは、お互いの色を引き立てる効果があります。炎の中でも見えやすくする配慮ですね。

ちなみに、非常口のマークには二つのタイプが存在しており、白地に緑(下の画像)のマークは避難口までの経路を示すもので、緑地(上の画像)のマークはそこに避難口があることを知らせるものです。





2.デザインについて・・・ 非常口といえば走る人が目印ですが、この走る人のポーズが決まったのは1982年。それまでは明朝体などで大きく「非常口」と書かれていました。
ところが、大きな明朝体は見る者に威圧感を与えることがあり、小さな子供には漢字が読めないという欠点がありました。
そこで、日本人の「小谷松敏文」さんが今のようなデザインを考えたそうです。1987年には「ISO(国際標準化機構)」に世界標準のデザインとして認定されました。


あのマークが日本人の手によって作られたのは驚きでした。ビバ、ニッポン!

2015年9月19日土曜日

面白リュック

今日は上野にある国立科学博物館に行ってきました。


恐竜の化石やド迫力の動物の剥製などを見たりしてとても楽しかったです!おみやげもたくさん買ってしまいました(笑)。上の画像は今日買ってきたメンダコちゃん!

なんだか今週はいろいろなところへ行けたのですごく楽しかったように感じます。あっという間の一週間でした。


さて、今回は一緒にお出かけすれば注目間違いなし!そんな面白いデザインのグッズを見つけました。





ん!?


男の人がドラゴンを背負ってる!?伝説の生物は実在したのか??
いえ、これはリュック。思わず二度見してしまいそうな奇抜なデザイン。ものすごくカッコイイですね。こんな発想なかなか出来ないです・・・。






他にも、ポケモンのでかわいくってお子様向けのぬいぐるみリュックや、大人にも似合うクールなリュックがありました。



上のミジュマルかわいい♥
下のゲンガーもカッコイイ。


リュックもカワイイものからカッコイイものまで、いろんなデザインがあるのですね。その人の好みに合わせて選べるのっていいですよね。






2015年9月18日金曜日

印刷博物館

昨日、校外授業で飯田橋にある印刷博物館に行きました。印刷の技術や歴史を学んだり、印刷を実際に体験することが出来てよかったです。

ただ、一つ気になったものが。それは印刷博物館のロゴにもなっているこのキャラクター。気になったので調べてみました。


このキャラクターは、通称”ミルちゃん”。デザインしたのは粟津潔さん。なんと初代館長でもあり、グラフィックデザイナーでもあるすごい人です。
印刷は「見る」ものだから、古代中国文字の「見」という字をもとに作られたそうです。
ちなみに、ガイドブックにも載っています。持っている人がいたら見てみてはいかがでしょうか。

他にも、館内にはディズニーアニメみたいに画面内を動き回ったりする「考」の古代文字のキャラクターがいました。面白かったです。

2015年9月13日日曜日

人を惹きつけるもの 〜不思議な物体〜

さいかち展の出し物をあれこれ考えているのですが、いいアイデアが浮かばなかったり、実行できなかったりとやばいです。ダブルパンチです。いや、ダブルンチです

今回はいつもと趣向を変えて「なんだか気になる不思議な物体」についてです。

さて、みなさん。下にある画像の物体はなんでしょう?


















実はこれ、すべて遊具(公園の中にあるやつ)・・・らしいです。なんだかよくわからないハチャメチャな造形のものが多いですね。

それにしても遊具って奇妙な形のものが多いですよね・・・。普通のにデザインすればいい・・・・・それだとつまんない?

きっと、自然界ではありえない見たことのない不思議な造形をしているからこそ、子供達は興味と好奇心を掻き立てられるんだと思います(大人も)。なんだか見たことのない全く新しい造形を考えるのも楽しそうですよね。(難しそうだけど・・・)





2015年9月11日金曜日

ザ・ぬいぐるみ Part2

連日雨やらトラブルやらで電車が動かなくなってしまう事が多いです・・・。 
昨日は学校に行けなかったし、3日前も、家に帰る途中の駅で止まってしまって帰りが遅くなってもう大変〜〜〜〜! 。・°°・(>_<)・°°・。



あれもこれも台風のせいだ!台風なんて無くなってしまえーーー!!! 


ふぅ〜。


気をとりなおして、今回はこの前の「ぬいぐるみ」編の続きです。今回は見た目だけでなく、実用性のあるものや楽しいギミックが隠されているものを紹介。






・・・・おや? 
これは一体・・・?


モンスターハンターのモンスターをモチーフにしたぬいぐるみ。「フルフル」と「フルフルベビー」の2種類があり、内臓クリップを押すと口が開いたり、口の中に手を入れるとかみつく仕掛けになっています。友達を驚かせたりして楽しめそう♥あと、きもかわいい




まどマギの2大マスコットキャラ(?)のぬいぐるみマフラー。私は普通のマフラーより、こーゆー感じの方が好みです。(持ってないんだけどね・・・)首に巻くとおんぶしているみたいでかわいいです♥初めて見たとき、このようなマフラーのデザインは面白いなと思いました。どちらもかわいくて「どちらか一方だけ!」と言われたらものすご〜く悩みそうです・・・。冬場一緒にお出かけしたくなるぅーーー!!


ネットで話題(?)の「おちょくりモンキー」。こちらが話しをしたり、歌ったりするとしゃべってモノマネしてくれるいわゆる「モノマネぬいぐるみ」。ただ、この子がしゃべるときに足をバタバタ動かして歩きます。そのときの動きがめちゃくちゃ面白いです♥
youtubeでも動画がありますので気になった方はぜひ調べてみてください。すごく面白いです⭐︎


ぬいぐるみをデザインするとき、見た目だけでなく、それをどう使うかに合わせてより多くの人に楽しんでもらえるか考えたり工夫してみるのもいいですね。
驚きに満ちた楽しい商品のデザインを考えるのも大事ですよね⭐︎

2015年9月5日土曜日

ザ・ぬいぐるみ

今回のテーマはぬいぐるみ。でも、少し変わり種?な友達に教えたくなるぬいぐるみをまとめてみました。


まずは、一瞬「何だろう?」と思うようなぬいぐるみ。



















これらは「古代生物」のぬいぐるみ(上からオットイア、エオアンドロメダ、シダズーン、ハルキゲニア、プテリーゴートゥス)。古代生物のぬいぐるみなんてなかなか見ないので珍しいと思いました。キモカワ系が好きな女子にウケそう(笑)
ちなみに個人的にはシダズーンが一番面白いです。
古代生物や深海生物のぬいぐるみはかわいくて面白いものが多いのでオススメです⭐︎

他にも変わったモチーフものに、菌などの「微生物」があります。





微生物までもがぬいぐるみになるとこんなにかわいくなるんですね♥(みんな目がぱっちりしてる・・・。)

自分が考えたキャラクターなどのぬいぐるみのデザインを考えるのも楽しそうですね⭐︎⭐︎

ぬいぐるみ編はまだまだ続きます♥という事でまた次回お会いしましょう!




2015年8月30日日曜日

キモい? かわいい? タコの感じ方

ついに夏休みが終わってしまった・・・。( /, Д ; )  9月になって欲しくない・・・。








気をとりなおして。

今回は日本と外国の「タコ」の感じ方にまつわるデザインについてのお話です。





タコは私の大好きな生物で、実は意外に頭が良くて瓶の蓋を開けたり、サメと格闘して勝ってしまったりといろいろすごい生き物です。あとなんとなくかわいい(?)ですし。


ところが、ヨーロッパの国々など多くの外国では、その気持ち悪い外見から「悪魔の魚」として嫌われており、映画などでは主に悪役のモチーフに使われる事が多いようです。











一方、食卓でも親しまれてきた日本では、かわいくデフォルメされたキャラクターものが多いようです。








(日本ではカワイイものを好む傾向が多いからかな?)

たとえ一つの物でも、住んでいる国の文化や風習によって感じ方が違っていて、それがデザインにも関わってくる場合もあります。

その国や地域の好むデザインみたいなのを調べて見るのも面白いかもしれません。

\(^o^)                             ( ; _ ; )/~~~

2015年8月29日土曜日

なんだろう  なつかしいキャラ

今回は昔の日テレのキャラクター、「なんだろう」についてです。


十数年前まではちょくちょくテレビに出ていたのでみなさんも気になったかもしれません。このキャラクターはなんだろう?と。

このキャラクターを手がけたのは「宮崎駿」さん。スタジオジブリでおなじみのあの人です。ジブリ作品「紅の豚」の冒頭にも登場しています。

モチーフは「豚」。くるんとした尻尾とコロッとしたフォルムがかわいいですね。

このキャラクターについて宮崎さんは「性別もない架空の生き物で、しいて言うなら、だれの心の中にもいる好奇心や夢といったもののシンボル」と述べています。なんだかアンパンマンやカービィみたいな不思議なキャラクターですね。

本来は1年間だけ日テレに起用するつもりでしたが、あまりにも人気が出すぎてしまったため、正式に起用されてグッズが出たり、番組のセットにぬいぐるみなどが飾られるようになったりと徐々にテレビで見かけるようになっていきました。

最近になってからはめっきり見なくなってしまいましたが、またテレビに出てくるようになってほしいです。



面白エスカレーター

夏休みも残すところあと2日(!)もう残りの宿題を早くやってしまいたいところです。
今回は面白いエスカレーターのデザインを紹介します。





これはアメリカ発の人気アニメ「シンプソンズ」のキャラクターが描かれたもの。口を大きく開けているところに次々とドーナツが吸い込まれていってるみたいで面白いですね⭐︎
(乗ってる人も吸い込まれそう・・・・。)


エスカレーターが上昇・下降していくたびに男の人の髪型が変わっていきます。モジャモジャヘアーから七三(?)まで。ず〜っと眺めていたくなりますね⭐︎

お次はスウェーデンのデパート内にあるエスカレーター。


エスカレーターを降りた先に穴が!!あぶな〜い!




実はこれ、「地下駐車場がありますよ」と呼びかけているメッセージ。男性や子供たちが上を見上げるようにして手を振っています。あくまでも広告なので落ちたりしないと思います。(;- -)それにしても思わずドキッとしちゃいますね。





いつも何気なく使っているエスカレーターも、アイデア一つでとても面白いアート作品のようになるんですね!とっても面白いと思いました。

2015年8月23日日曜日

スーパーマリオブラザーズ 30周年!

夏休みももうすぐ終わりですね・・・。 (;_;)
みなさんは思い出たくさん作れたでしょうか。

さて、今回は今年で30周年を迎えた「スーパーマリオ」。30周年だけあってグッズの方も気合を入れまくり。そんな中から私が素敵&面白いと思った物を調べてみたいと思います。



これは30周年記念グッズのステッカー。昔懐かしのドット絵から最近のCGまでいろんなグラフィックのスーパーマリオのキャラ達が勢揃い。人物だけでなく、ブロックや地形といった変わった物まで(笑)。これだけ勢揃いすると何だかその時代の流れを感じるますね(笑)。個人的には左下のハイヒールから顔を覗かせているマリオがかわいい。
バッグとかに貼ってゲームの一場面っぽく表現してみたいと思いました。










こちらも30周年記念グッズの「ビッグアクションフィギュア ゴールドマリオ」。頭や手足を動かす事が出来ます。すでにマリオのアクションフィギュアは発売されているそうなのですが、ゴールドのマリオは初めてのこと。記念らしい豪華な感じですね。

また、マリオのトランプにも新しく3種のデザインが加わる事になりました。30周年に合わせていろんな作品のマリオが描かれています。

私はこのデザインがお気に入りです。



             ↑裏面

色数、トーンとともに控えめで無彩色に赤が映えるシックなデザイン。いつもの明るく派手な感じのイラストとは違い、クールな感じ。大人向けとも言えますね。

今までにたくさんの商品を世に送り出してきたマリオグッズ。初めての試みだった商品もありました。とても大盤振る舞いで驚きました。




(^兄^;)

2015年8月21日金曜日

日常に楽しい彩りを

今回のテーマは「カラフル」。なので、カラフルな物を紹介します。





これはこの夏発売された「ハタクレパス」のラムネ。有名なクレヨン「サクラクレパス」をモチーフにしているこのラムネはただカラフルだけじゃなくて色ごとに味が分かれており、さらに味はヒミツで「フルーツ味」とのこと。味を当てるクイズのような楽しさも味わえます。強い色合いとは裏腹に、天然色素を使っているのでお子様にも安心して飲む事が出来ます。



これは実在する生物、「メンダコ」のぬいぐるみストラップ。実際のメンダコは「赤」のみですが、いろんなカラーバリエーションが発売されています。定番のレッドはもちろん、イエローやブルー、大人っぽいブラックやヒョウ柄など、みんなかわいくてどれを付けるか迷っちゃいそうです。



カラフルで綺麗と言ったらコレ。カメの形をしたかわいらしいLEDライト。なんだか和んじゃう。インテリアとしてもいい感じでたくさん集めたくなっちゃいますね。

前回で紹介したスパイスボトルもそうですが、いろんな色のカラーバリエーションがあると自分の好きな色を選べたり、全部集めたくなったりしてとっても楽しいですね。何か商品を作るときにいろいろカラーバリエーションの物を作ってみると良いかもしれません。


2015年8月20日木曜日

エスビーのスパイスボトル

夏休みももう終わりです・・・。なんだかずいぶんと早かったように感じます。もう一回8月の初めに戻りたい(;_;)

それはさておき、今回はとっても面白い「スパイス」の「ボトル」を見つけました。


これはエスビー食品のスパイスのボトル。
ものすごく種類が豊富でカラフル。ただ集めて飾ったりしてもいいけれど、注目すべきはボトルの頭部。鼻みたいな突起したところと開くところが口でまるで顔みたい。別売りの目玉シールを付けてみると・・・・・とってもキュートなスパイスボトルの出来上がり!他にも自分で手描きしたり、デコってみてカワイイ&面白い表情・ボトルを作る事が出来るのでとっても楽しいです!




ちなみにエスビーのスパイスボトルのデザインをした人は「佐藤卓」さん。「ロッテ・キシリトールガム」のデザインも手がけています。(前にもアクセスで紹介されました)

集めても楽しい、表情を作ったりデコったりして世界に一つだけのオリジナルのスパイスボトルを作るともっと楽しい、(使い切るのがさみしくなりそうな)とっても面白いデザインだと思いました!



2015年8月19日水曜日

開かない箱 〜キョロちゃんの挑戦状〜

最近、スーパーで久し振りにチョコボールを買ってみました。期間限定の物で、箱のパッケージもキョロちゃんも一風変わっていたので気になったので迷わず購入。



(家に帰って)いざ、開けてみようとすると、「あけくち」らしきものが箱のいろんな所に付いているじゃありませんか。どうやら今回のは、複数のあけくちらしき所から本物のあけくちを探す仕組みになっているみたいです。




いつものあけくちは一応開いたけど・・・↓










との事。

いつものキョロちゃんとは珍しく、あけくちを隠す事で、「どこが本物のあけくちかを探す楽しさ」を感じる事が出来るパッケージになっていました。

でも、何であけくちを隠したのか。発売元の森永さんによると、「今回の企画は、おもちゃのカンヅメ『開かずのカンヅメ』と連動した企画です。(中略)くちばしに仕掛けをする事で、おいしさに加えて、楽しさも提供出来ればと考えました。」今回のあけくちの他にも、恒例の「おもちゃのカンヅメ」も謎が解けないと開かない仕組みになっているそうです。カンヅメの謎の監修は「リアル脱出ゲーム」でお馴染みの「SCRAP」さんとの事。挑戦しがいがありそうです。さらに、森永さんのホームページも謎が解けないと入れないみたいです(いくらなんでもそこまで・・・)。

謎や仕掛けが盛り沢山となっている今回の「開かずの?チョコボール」。一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ちなみにチョコの中にココア味のビスケットが入っていてザクザク食感のクセになるおいしさでした。


2015年8月15日土曜日

ウルトラ怪獣 〜ウルトラシリーズ2回目〜

予告していた通り、今回は「ウルトラ怪獣」のデザインについてお話ししていこうと思っています。

怪獣のデザインはウルトラマンと同じく「成田亨」さんが手がけています。怪獣のデザインについて、「ウルトラマンはコスモス(秩序)の象徴としてデザインしたのに対し、怪獣はカオス(混沌)の象徴という理念でデザインした」との事。

成田さんはあらゆる生物や無生物の特徴を組み合わせたり、変形したりする事で怪獣の独創的なデザインを生み出してきました。ところが、怪獣のデザインにも成田さんのこだわりがありました。

1. 怪獣は妖怪ではない。手足や首が増えたような妖怪的な怪獣は作らない。

2. 動物をそのまま大きくしただけの怪獣は作らない。

3. 身体の一部が傷ついていたり、欠損している不気味な怪獣は作らない。

        ↑ (子供も見る番組だものね)

また、(ウルトラ怪獣と一括りされている)侵略して来る宇宙人についても「地球人には悪でも、彼らの星では勇者であり正義なのだから『不思議な格好良さ』がなければいけない。」と述べています。

ウルトラマンに負けじと子供達からも人気がある魅力的な怪獣達。ただ強くておそろしいだけでなく、人類の味方やなんか憎めない者、個性的な者もいる他、デザインが好まれてそれぞれにファンがいるほど。その人気の高さから玩具になったり、フィギュアになったり、女の子に擬人化されたり(!?)とてもすごいですね・・・。

2回に渡って成田さんのデザインシリーズをお送りしてきましたが最後に、成田さんが雑誌の取材で述べた「デザインについて」で締めくくろうと思います。









「新しいデザインは必ず単純な形をしている。人間は考える事が出来なくなると、ものを複雑にして堕落してゆく」

ウルトラマン 〜ウルトラシリーズ〜

今回は前のブログでお話しした通り、「ウルトラマン」のデザインについてです。

ウルトラマンは言わずと知れた国民的ヒーローで、1966年にテレビ放送が始まって以来、テレ東でも放送していたり、各地でイベントが行われているなど、およそ半世紀経った今でも人気が高いです。

ところで、ウルトラマンってなんであんなにカッコイイんでしょうね?そのデザインのルーツを調べてみました。

一番初めのウルトラマンのデザインの生みの親である、「成田亨」さんのデザインのコンセプトは「シンプル」。ウルトラマンも赤と白を基調としたシンプルなデザインです。

ちなみに、ウルトラマンの初期のデザインは羽とクチバシがついた「カラス天狗」のようなデザインでした。しかし、「(悪者の)怪獣と見分けがつかないから」、「未だかつてないかっこよくて美しい造形の宇宙人のヒーローが欲しい」という理由で没にされたそうです。それから、余計な物を削ぎ落としたり、何度もデザインの試行錯誤を繰り返して「斬新で最高にかっこいい宇宙人のヒーロー」である今のウルトラマンが完成しました。

もう一つ、ウルトラマンの特徴的な部分と言えば?・・・・・・・・そう、「カラータイマー」。このカラータイマーについては(ウルトラマンに限られた時間内でしか戦う事が出来ない緊張感を出して)番組を盛り上げるために付けられた物で、成田さんのデザインには描かれていませんでした(成田さんも、付ける事を大変嫌がったそうです)。

昔も今の時代も子供達を魅了し続けてきたウルトラマン。そのデザインにはとても奥深い成田さんのこだわりを感じました。とても素晴らしいですね。

次回はウルトラマンのもう一人の主役と言ってもいいかもしれない「怪獣」についてです。

2015年8月12日水曜日

LINEスタンプ

家族や友達同士のLINEでよく使われるであろうLINEスタンプ。うさぎさんとかの他にも、いろんなキャラクターの物があります。中にはアニメキャラの物もあって原作のシーンをパロディにしたユニークなスタンプが存在します。会話が楽しく盛り上がりそう。

そんなLINEスタンプですが自分でも作る事が出来ます。自分のオリジナルキャラクターがLINEのスタンプになるなんてすごくうれしいですよね。でも、LINEのスタンプを作るにあたっていくつかきまりがあるそうです。

1. 会話やコミュニケーションに適していない物はダメ。一目見ただけで意味が分かる物にする。

2. 写真や顔写真もダメ。必ずイラストで。

3. 過激な表現がある物、犯罪や飲酒や性的表現など青少年の育成に悪影響をもたらすおそれがある物もダメ。ゼッタイダメ。

などなど。

その他にも多くの規制があったり、スタンプ化するにあたって応募するための手順があるそうです。多くの事をきっちり理解しなくてはならないのでとても大変。

スタンプの応募方法はnaverまとめなどで掲載されているのでそれを参考にするといいでしょう。


2015年8月8日土曜日

劇団イヌカレー

今日、NHKで「アルゴリズミ子研究所」という番組がやっていました。番組中に出てくる挿絵(?)が何だかものすごく奇妙で気になったので、調べてみました。










周りのイラストを手がけたのは、「劇団イヌカレー」という製作ユニットで、メンバーは泥犬と白2犬(な、名前・・・?)の二人。その作品にはコラージュという技法を用いて、かわいらしく幻想的、でも不気味でグロテスクな雰囲気の物が多いです。

いくつかの映像やCDジャケットを手がけていますが他にも、一番有名な所ではアニメ「魔法少女まどかマギカ」の魔女(敵キャラ)や戦闘シーンのデザインを担当しています。

改めて劇団イヌカレーさんのデザインを見てみると・・・・・・、

















すげぇ・・・・
怖い・・・けど芸術的で引き込まれそうな、不思議で独特な世界観




今回調べているうちに、「まどマギ」にも興味を持ったので、テレビ東京とかで再放送してくれないかなぁーと思っています。ただ、内容が過激だったり暗かったりするで見るのに少し勇気が要りそうです・・・・。