どうも、田村愛彩です。今回はアクセスの授業でもやった「祖父江慎」さんがデザインした『伝染るんです』のブックデザインについてお話ししたいと思います。
今日の授業で見せてもらったのですが、この『伝染るんです』のデザインは印刷の際にやってはいけないような所が多くありました。例えば、本についている帯が短かかったり、扉のページはなくいきなり漫画が始まるなどといったもの、作者の後書きが途中で始まって途中で終わるなどといったもの。なぜこんなにも乱丁が多いかというと、祖父さんが意図的にデザインしたからだそうです。1巻では「ブックデザインした事がない人がデザインした本」というコンセプトでデザインしたそうです。また、2巻ではそのデザイナーの父親がデザインしたという事で、(祖父さんのお父さんの名前がちゃんと出ています)デザインされています。先生は3巻が一番面白いと言っていたのですが、見られなかったので残念です。
このように、ただの乱丁だと思っていた本の製本が実はテーマがあってそうなっているという事がわかりました。祖父さんのような自由奔放なデザインが出来れば、と思っています。
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